旅する片付け屋は、親の家の片付け/実家の片付け専門のサービスです

いつくかネット記事を紹介します。

• 「実家の片づけ」は日本経済の縮図だ | 東洋経済ONLINE
• これが｢実家の片づけ｣に悩む人の実態だ！ | 東洋経済ONLINE

敬老の日に、75歳以上の後期高齢者が８人に１人の割合だと総務省発表されました。日本では、１５９０万人（１２・５％）が７５歳以上だそうです。 そして、６５歳以上の高齢者人口は３２９６万人（総人口の２５・９％）。４人に１人が６５歳以上の高齢者となっています。

高齢者が高齢者を介護する老々介護が問題になっていますが、高齢者宅の片付けの問題もまた、悩ましい問題です。 歳を取って老いれば、誰しも片付けが次第にできなくなっていきます。もちろん、片付けだけでなく、家事全般ができなくなっていくのですが、片付けができない問題は、ゴミ出しができないという事態に直結し、家にゴミが溜まっていき、ゴミ屋敷とかしてしまう危険があります。

足の踏み場もないほどに散らかっている家では、転倒リクスが高まります。高齢で転倒事故をすると、寝たきりになってしまう危険性が高いのです。また、ゴミ屋敷ともなれば、部屋は汚くなり、不衛生になります。

一人暮らしの高齢者が増える中、実家に年老いた両親が二人だけで暮らしていたり、あるいは親が一人で住んでいたりするケースも多いでしょう。親の家の問題は、多くの人に当てはまる問題だからこそ、ここまで話題になっているのだと思います。

福祉整理を御存知ですか？

福祉整理とは、高齢者や障害者の自宅を整理し、住み良い安全な環境に整えることです。遺品整理が死後の片付けであるのに対して、福祉整理は生きていくための片付けです。高齢者が住みやすく、安全で快適に暮らしていけるように片付けることです。

生前整理とも、ちょっと違います。生前整理は、死後の整理を生きているうちに自分自身で始めることです。それに対して福祉整理は、死後のことを考えて片付けるのではありません。生きることを考えて、片付けるのです。また福祉整理では、高齢者自身が整理するというよりも、高齢の親を介護する子供や家族が、片付けのサポートをしていくことになります。ケア施設や片付け業者が、福祉整理における片付け作業を代行するサービスもあります。

福祉整理は、福祉住環境整理（福祉住環境整備）と捉えるとこもできます。福祉住環境整備とは、高齢者や障害者に対して住みやすい住環境に整備することです。この提案をする福祉住環境コーディネーターは、東京商工会議所が認定試験をしている資格です。

親の家の片付け、略して親家片（おやかた）

「親の家の片付け」という本が、ベストセラーになっています。

今、日本中に広がっている「親の家の片づけ」問題。その知られざる実態、子世代の奮闘ぶりや心情、始める前に知っておきたい「心得」から、「疲れすぎず」「途中で挫折しない」ためのヒントを満載。

続編の「親の家を片づける 実践ハンドブック (ゆうゆうブックス)」と共に、カスタマーレビューも多く、評価も高くなっています。 「親の家の片付け」の大切さや難しさに共感し、実践する上で役に立つ書籍となっているからでしょう。

そして、主婦の友社が中心となり、『親家片』のホームページまで運用されています！

インターネットの記事でも、連日にわたり、親の家の片付け問題が取り上げられています。

実家の片付けの目的は、転倒事故の防止と、衛生的な住まい作り

親の家の片付けの目的は、家を住みやすくすることで、モノを捨てることではありません。

• 勝手に捨てられれしまう
• 勝手に片付けられてしまう

もしこのように、親が片付けをネガディブに受け止めてしまうと、実家の片付けはうまく行かなくなってしまいます。

しかし、親子ともなると、立場的に難しい部分も出てきてしまうかもしれません。カウンセラーが自分の家族をカウンセリングできないということもあります。立場というのが邪魔をしているのであれば、そうでない立場のひとのサポートを受けるという考え方も良いかもしれません。

また、仕事で長期の休暇を取れなかったり、育児が一段落していないのでなかなか実家に行けないなど、様々な事情により、実家の片付けがしてくても、自分でできないケースもあるでしょう。

このような背景から、故郷にある親の家の片付けを代行するサービスを始めました。

どうぞよろしくお願いいたします。