こんな依頼を便利屋は断った

便利屋は何でも屋。本当に何でもするの？

法律に違反していない内容であれば、できる限り相談に乗るのが便利屋です。
しかし便利屋と言えども人間ですので、その人の出来ることと出来ないこと、得手不得手などはあります。
個人経営の小さな便利屋の場合、大掛かりな道具を持っていなかったり、依頼された作業をするための資格や認可を持っておらず、断る場合もあるでしょう。

また、人を傷つけたり悲しませたりするなど、道徳に反していたり社会通念上問題のある依頼も引き受けてはくれません。

こんな依頼を便利屋は断った！ - （１）

元亭主のビデオ撮り

依頼内容

離婚した元ご亭主は生活保護を受けているが、実際はちゃんと仕事に行っている。そんな卑怯な元亭主を許すことができない。尾行をして仕事をしているところをビデオで撮ってほしい。主人の顔は写真があるのでそれを渡す。料金は20,000円ぐらいでどうか？

断った理由

尾行や隠し撮りは探偵業になるためお断りしました。

こんな依頼を便利屋は断った！ - （２）

夫婦喧嘩の仲裁

依頼内容

浮気がばれてしまって妻から毎日厳しくせめられている。職場の上司に扮して、部下は深く反省もしているが、落ち込んで仕事が手につかない状態に陥っている。なんとか部下を許してくれないかと頼んでほしい。

断った理由

ややこしそうなのでお断りしました。

こんな依頼を便利屋は断った！ - （３）

引越しの料金を分割払いにしてほしい

依頼内容

家賃も払えないからやむなく引っ越すので、もちろんお金はありません。しかしある程度の目処はたっているので引越しをお願いしたい。支払方法は6回の分割払いで月5千円でお願いしたい。

断った理由

大変な理由はわかるのですが、こちらも商売なので申し訳ありませんがお断りしました。

こんな依頼を便利屋は断った！ - （４）

夜の相手をしてほしい

依頼内容

主人が出張ばかりで寂しいので、今晩、家に来てほしい。代金はそれなりに支払う。

断った理由

一見、法律に触れそうな依頼ですが、男女間の合意の上での金銭などの授受ということで法的にはグレーゾーンなのかもしれません。
しかし、社会通念上の問題として、お引き受けしませんでした。