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 便利屋インタビュー(9):入り口よければ出口よし

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【聞き手】 インタビューもそろそろ終わりに近づいてきましたので、ここで良い便利屋さんを選ぶ方法を教えてください。

【ポッポ】 うーん、やはり一番はじめの対応ですね。

【聞き手】 一番はじめとは?

【ポッポ】 電話でもメールでもですが、まず、どれだけていねいに受け答えをしてくれるかが一番の条件だと思いますね。便利屋の仕事ってサービス業じゃないですか。ものすごい技術があるとか、ものすごい知識があるとかそんな仕事ではないんですよ。
頼む方はこれ位の事なら本当は自分でも出来るかも、そんな程度の用事でしょ、でもあえてお金を払って便利屋にやってもらう。となると、どちらかと言うと気持ちの問題が大きいんですよ。家具の組立ひとつにしても、ぶっきらぼうな感じの便利屋がいいのか親しみやすい便利屋がいいのかと言うと、やはり親しみやすい便利屋が喜ばれるわけでしょ。いくら家具の組立が上手でも、親しみやすい方に軍配が上がる。便利屋ってそんなもんだと思うんですよ。
お客さんはお金を払う時に、ああ、やっぱりこの人選んで正解だったわ、そう思われる便利屋が一番だと思います。そんなだから、電話の一言目でいい感じの便利屋だなと思ったら、それがいい、便利屋だと言うわけです。

【聞き手】 感じがいい便利屋さんが一番ですか?

【ポッポ】 ええ、逆に私たち便利屋からしたら、仕事の途中で缶コーヒーをくれるお客さんがうれしいお客さんですね。(笑)だって、イヤな便利屋だと思ったら、そんなサービスしてくれないじゃないですか。(笑) 【聞き手】 なるほど......。

便利屋インタビュー

1.依頼者と便利屋の架け橋に
2.便利屋になった理由は「怖いもの見たさ」
3.便利屋が全部出来るわけはない
4.便利屋の仕事はどれも楽しい
5.本当は便利屋なんていらない
6.依頼者は一人暮らしの女性が多い
7.意外に少ない大工仕事
8.遠方から依頼して得する便利屋活用法
9.入り口よければ出口よし
10.一生付き合えるのが便利屋

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