【聞き手】 今まで便利屋の仕事をしてきて、一番楽しかった仕事は何ですか?
【ポッポ】 うーん。(長い間考えて)どれも楽しいですね。これまでやって来た仕事でどれが一番、て言うのはないですねえ。だって、どこへ行ってもみんな困っているから便利屋を呼ぶわけじゃないですか。その困っている大きさって人それぞれでしょ。それは私にはわからない。こちらから見て何でこんな事で困っているのかと思う依頼も沢山ありますし、その逆にここまで放っておいてどうもなかったのかとか、色々でしょ。勝手にこちらでこの仕事はよく頑張ったなどとは思わない様にしているんですよ。
【聞き手】 では、反対の一番大変だった仕事もないわけですね。
【ポッポ】 いえいえ(笑)大変だった仕事は山ほどあります。(笑)だって、はじめて行く仕事がほとんどでしょ。だから、何が起こるかわかったもんじゃない。何が待ち受けているか予想も出来ない。 【聞き手】 最近で困った事はありますか?
【ポッポ】 さすがに最近はあまりありませんが、はじめのうちはよくありました。イス運んでと言われて行ったら銭湯に置いてある様なデカイ按摩器だったり(笑)あれって、100kg近くあるんですよ。一人どころか二人でも持って運ぶのは大変です。
【聞き手】 その時はどうされたんですか?
【ポッポ】 その場で友達二人呼んで、3人でトラックまで運びました。
【聞き手】 ほかには?
【ポッポ】 もう、勘弁してください。(笑)
便利屋インタビュー
1.依頼者と便利屋の架け橋に
2.便利屋になった理由は「怖いもの見たさ」
3.便利屋が全部出来るわけはない
4.便利屋の仕事はどれも楽しい
5.本当は便利屋なんていらない
6.依頼者は一人暮らしの女性が多い
7.意外に少ない大工仕事
8.遠方から依頼して得する便利屋活用法
9.入り口よければ出口よし
10.一生付き合えるのが便利屋