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 便利屋に悪徳業者は多いの?

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便利屋に関連するサービスで注意すべきは、廃品回収です。
よく聞く話は、軽トラックを走らせながらスピーカーで無料回収を宣伝し、依頼してみるとお金を請求されるケース。
無料の不用品回収のチラシもよくポストに投函されています。

どちらのケースも気を付けるべきは、その業者の会社名(あるいは屋号)や代表者氏名、連絡先住所がはっきりしてるかどうかです。チラシでも、◯◯回収センターとしか書いてなくて、連絡先はフリーダイアルのみ、というのは要注意。身元のしっかりした業者に依頼するというのが、便利屋であろうとなかろうと大前提です。

このような業者には無許可営業も多く、不法投棄の話も聞きますので、注意が必要です。
資源回収場所に置いてある不要品や古紙を勝手に持っていく業者も、違法です。

なお、電化製品など資源再利用できる不用品を無料または格安で回収する業者は、実際にいますし、本当に無料だったり自治体の回収料金よりも安かったりします。
リサイクル事業を正規にやっている業者ならば問題ありません。

ちなみに、インターネット検索で「悪徳業者」や「悪徳業者 多い業種」と検索してみると、下記がたくさん出てきます。

  • 住宅(建築業界)
  • リフォーム/塗装業者
  • 解体業者
  • 不動産
  • 美容エステ
  • 冠婚葬祭
  • 金融業界
  • ギャンブル系
  • インターネット商材(情報商材)
  • 訪問営業(浄水器販売など)
  • 点検商法(屋根・風呂・浄水器・白蟻駆除・床下換気扇・耐震補強材)
  • 霊感商法
検索結果をざっと見ていく限り、便利屋は出て来ません。

検索結果の上位に表示される「悪徳業者一覧」のページ
 http://www13.plala.or.jp/ryu/ryu1.html にも「便利屋」は出て来ません。
(「無料クリーニングサービス」と「シロアリ駆除」は出てきます。)

これら検索結果に出てくる悪徳業者を見ると分かるのは、『高額商品』の売りつけだということです。

一方で便利屋の依頼では、3時間の作業で12,000円程度。不用品回収でも多くは5万〜10万円くらいでしょうか。
(もしかしたらゴミ屋敷の片付けで100万円を超えるケースはあるかもしれませんが例外的なケースでしょう。)

便利屋の基本である時間単価の手間賃では悪徳業者も大儲けできませんし、相見積もりを取れば不当な料金は排除できます。

そもそも便利屋は、依頼者からの問い合わせから仕事がスタートするわけですから、「高価商材を売り込む」という行為には全く向いていません。
そういった商材を売り込むのなら、それらしい専門業者に見せかけるほうが説得力があるでしょう。

押し売りによる悪徳商法が無いとはいえ、問い合わせ時には、次の三つのことは気をつけておきましょう。

  • 無許可/無資格の業者や、住所不定の業者に依頼しない(とくに廃品回収)
  • 高額になるケースでは複数の便利屋に相見積もりを取る(例えばゴミ屋敷片付け)
  • 追加費用や別途費用の有無を確認する

目次

1.便利屋とは?
1−1.便利屋ってどんなイメージ?
1−2.便利屋によくある誤解 「本当に何でもできるの?」
1−3.こんなとき便利屋に頼むと便利
1−4.便利屋に頼んではいけないこと
2.便利屋のサービスと料金体系は?
2−1.便利屋のサービスはなぜ分かりにくい?
2−2.便利屋の料金はなぜ高い?
2−2−1.追加料金や別途費用について
2−3.専門業者との違い
2−4.悪徳業者は多い?
3.どの便利屋に依頼したらいいの?
3−1.便利屋の選び方
3−1−1.不用品回収やゴミ処分
3−1−2.片付けや掃除・家事代行
3−1−3.草刈り・庭仕事・雪掻き
3−1−4.引越し・運搬
3−1−5.ハウスメンテナンス・修理
3−1−6.代行・軽作業
3−1−7.害虫駆除・蜂の巣撤去
3−1−8.遠方からの依頼
3−1−9.ゴミ屋敷の片付け・汚部屋の清掃
3−1−10.遺品整理
3−2.問い合わせ時の注意事項
3−3.見積もり時の注意事項
3−4.作業時の注意事項
3−5.支払い時の注意事項
4.もしも事故やトラブルに遭ったら?
5.便利屋と上手に付き合っていく方法
6.まとめ

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