ライフスタイルの変化に合わせて、掃除を便利屋や清掃業者、家事代行サービス業者に外注するケースも増えてきているようです。核家族化、共働き、高齢化、一人暮らしなど、日本の家庭事情が変化する中で、家の誰かが掃除をするという形を維持することが困難になってきているためでしょうか?
ひとりひとりの事情に合わせた掃除の依頼
掃除は便利屋へ依頼される業務の中でも多い仕事になります。
中でも住まいの掃除、部屋の掃除は、一人暮らしの方、共働きのご家族、高齢者の方と、様々な世代にニーズがあるようです。
依頼される箇所も、家の中全体・部屋の中全体といった形から、キッチン・トイレ・バスといった個別の部屋掃除、あるいはベランダや戸外(外壁や屋根)、自家用車、庭などの掃除まで、依頼者の事情に合わせて便利屋の作業内容も様々です。
住まいの掃除は、丁寧に汚れを落としていくと、案外手間と時間がかかります。昔の日本なら、お母さんが午前中を使って部屋のあちこちを掃除する姿がありました。また休日は家族全員で手分けしてお掃除する光景も、多くの家庭でも見受けられました。
しかし核家族化が進み、共働きの家庭が増えたことから、"親から子へ"掃除のノウハウを教える機会も少なくなってしまっているのではないでしょうか?
そういう子供が都心で一人暮らしを始めると、まず効率的な掃除の仕方が分からないかもしれません。さらに仕事や学業・人付き合いで時間を割かれ、ますます"掃除する機会"を失います。
高齢者だけのご家族の場合は、ご年齢や持病のせいで掃除のために体を自由に動かくことが困難なケースもあるでしょう。介護をされているのも同年代のシニアの方なので、連れ添いの看病に精一杯で、そこまで余裕がないといった話をされた方もいらっしゃいました。
掃除の仕事を便利屋に依頼される方の中には、こういった事情から"掃除をしたくてもできない"方の多いようです。
もちろん、忙しさのあまり掃除を暫くサボってしまって、「一人ではとても掃除しきれない!」と駆け込みで便利屋に掃除の手伝いを依頼さる方もいらっしゃいますが。。。