食べ物と接触するものだからこそ、常に清潔にしておきましょう。まな板は、普段は水洗いだけという人も多いかと思いますが、それだけでは十分に汚れが落ちきらず、雑菌が繁殖するもとになります。使い終わったら、そのつどこまめに洗いましょう。
まな板除菌のポイント
まな板は、食べ物と直接触れるものだからこそ、いつもきれいにしておきたいものです。
そのつどクリームクレンザーと熱湯で
普段は水洗いだけという人も多いかと思いますが、なでるような洗い方では十分に汚れが落ちきらず、雑菌が繁殖するもとになってしまいます。使い終わったら、そのつどクリームクレンザーを使って、タワシでゴシゴシこすり洗いするようにしましょう。このとき、包丁の傷あとに沿ってタワシを動かし、傷の奥に入り込んだ汚れもかき出すようにすると、軽い黒ずみ程度なら落ちます。 最後に、熱湯をまな板全体に流しかけて消毒し、水気を切って、風通しのいいところに立てかけて乾かします。 木製のものでも樹脂製のものでも、お手入れの方法は同じです。樹脂製のものは、使う前にさっと水洗いすると、汚れやニオイがしみこみにくくなります。
汚れが目立ってきたら
まな板についた汚れが目立つようになってきたら、漂白剤を使いましょう。全体にまんべんなく吹きつけ、しばらくおいてからお湯で流せば、黒ずみも黄ばみもすっきりきれいになります。 漂白剤の使用に抵抗がある場合は、重曹ペースト(重曹2〜3に対して水1を少しずつ加えたもの)で磨いた後、酢水スプレー(穀物酢を水で2〜3倍に薄めたもの)を吹きつけて発泡させ、水で洗い流しても効果的です。
魚や肉を切った後は
汚れを残さないようにするためには、日頃からこまめに消臭や除菌をしておくことも大切です。 魚や肉を切った後で、酢水スプレーを吹きつけておくと、消臭効果があります。
木のまな板は天日干しを
なお、木のまな板は乾きが悪く、雑菌が繁殖しがちなので、天気のよい日には2〜3時間天日に干して殺菌します。このとき、表裏ともに干すことを忘れないようにしましょう。