家電の掃除は、柔らかい布でから拭きするのが基本です。家電を掃除するとき、水気のある布やウエットティッシュなどで他のものと一緒に拭いてしまっていませんか?水気は故障の原因になります。
家電のお手入れの基本
家電品は水気が苦手なので、掃除は基本的には柔らかい布でから拭きします。
オーディオ製品
オーディオ製品のスイッチやリモコンなどの細かい部分は、筆を使ってホコリをはらいます。汚れがたまっている場合は、消毒用エタノールをつけて、綿棒でこすります。CDデッキの内部は、クリーニング用のCDをかけて掃除します。スピーカーは前面のパネルを外して、乾いた布でホコリを取ります。
デッキの裏側のコードやプラグが集まる部分はホコリがたまりがちです。棚用ノズルをつけた掃除機で吸い取り、から拭きします。細かい部分には綿棒を使いましょう。
テレビ・パソコン
ホコリを吸い寄せやすいテレビの画面は、乾いた布で拭きます。汚れがひどければ、住居用弱アルカリ性洗剤を布に含ませてかたくしぼって拭いてから、から拭きします。
パソコンのディスプレイも、やわらかい布でから拭きします。プラスチック部分の汚れは、消しゴムでこするときれいになります。キーボードやマウスにたまったホコリは綿棒で取り除きます。
電話器・ファクシミリ
電話器やファクシミリは全体をから拭きし、細かい部分は綿棒でお手入れをします。ファクシミリは感光部を乾いた布で念入りに拭きます。
重曹を使うときの注意点
リモコン・電話器などのボタンの手アカや、ホコリのたまりやすい隙間の掃除は、綿棒に重曹水をつけて汚れをこすり落とすのも有効です。その場合、重曹水は水100mlに対して重曹粉小さじ1の割合で作ります。ただし、綿棒に重曹水をつけすぎると、ボタンの隙間から内部に水が入って壊れる可能性もあるので注意しましょう。
テレビの画面やパソコンのディスプレイは、水気のある布や重曹を使ってはいけません。必ず乾いた布で拭きましょう。