テーブルウェアを快適に使うためにも、正しい片付け方や収納法を覚えておきましょう。食器には、材質や形状、使用頻度などによってそれぞれ適切な片付け方があります。快適かつ効率的に使うためにも、収納のコツを覚えておきましょう。
食器の賢い収納術
たいてい、食器はどれも同じように洗い、乾かし、拭いて片付けているかと思いますが、材質や形状、使用頻度などによってそれぞれ適切なやり方があります。
木製の食器
洗った食器は、完全に乾かしてから片付けるのが基本です。食器に水分が残っていると、カビの原因になったり、食器や食器棚にニオイがついたりしてしまうこともあります。 特に、木製の箸やお椀、木べらなどは、洗いっぱなしで自然乾燥させるよりも、ふきんで拭いてから食器棚にしまうほうが衛生的です。
ガラス製の食器
ガラスのコップを棚にしまうときは、口を上に向けて収納しましょう。ホコリが気になるからといって伏せてしまうと、中に湿気がこもってしまい、くもりの原因になります。 ガラスの器は、なるべく重ねないほうがいいのですが、スペースの都合上やむをえない場合には、傷がつかないように薄い紙や布を間にはさみましょう。
収納は縦一列に
食器棚に収納するときは種類ごとにまとめて、かさばらず、なおかつ取り出しやすいような工夫をしましょう。 同じものを横一列に並べてしまうと、奥のものが取り出しにくくなるので、縦一列に並べます。
よく使う食器の収納
食器は使う頻度でしまう場所を決めるのがコツです。よく使う食器は1か所にまとめ、すぐに取り出せる場所にしまいましょう。 食事のたびに使う家族の茶碗や皿、コップなどはまとめてカゴに入れ、炊飯器の横などに置いておきます。中でも特に、重ねても並べても場所をとるマグカップは、籐カゴなどに入れておくようにすれば、カゴごとテーブルに運ぶことができて便利です。 たまにしか使わないものは、棚の奥や上のほうにしまっておきましょう。