冷蔵庫は、あくまでも食材を一時的に保管しておく場所です。冷蔵庫を正しく使う上では、食材をつめこみすぎないことと、庫内をきれいな状態に保つことが最大のポイントになります。効率的かつ清潔に使うためにも、こまめな整理整頓と掃除を心がけましょう。
冷蔵庫の効率的な使い方
冷蔵庫の使い方においては、食材をつめこみすぎないことと、庫内を清潔な状態に保つことが最大のポイントになります。
つめこみすぎのデメリット
食材をつめこみすぎると、庫内の温度が上がって冷気が全体にゆきわたらなくなったり、奥のほうが冷えすぎて食材を凍らせてしまったりということが起こるだけでなく、何が入っているのかがひと目で分からず、食べ忘れてダメにしてしまうこともあります。 また、奥のほうのものを取り出すのに時間がかかるため、冷気を逃がしてしまい、電気の無駄にもつながります。 冷蔵庫に入れるのは全体の70パーセントまでにして、ぎっしりつめこまずに、隙間をあけてしまうようにしましょう。 冷蔵庫は、食材を一時的に保管しておく場所にすぎません。買い置きした食材をやたらにつめこむのはやめて、整理整頓を心がけましょう。
野菜の正しいしまい方
冷蔵庫の中は乾燥しがちな場所なので、食材からはどんどん水分が奪われていきます。 中でも特に、野菜をしまうときは注意が必要です。葉から水分が抜けていくので、根菜は葉を切り落としてからしまいましょう。葉野菜は湿らせた新聞紙などでくるみ、根の部分を下にして立てて保存します。メッシュのカゴや牛乳パックを利用して保存すると、新鮮さを保つことができます。
庫内はこまめに水拭きを
きれいな食材しか入っていないと思って、つい掃除を怠りがちな冷蔵庫の中ですが、実は雑菌がいっぱいです。食中毒の原因になっては大変なので、庫内は汚れているものと認識して、こまめに水拭きするようにしましょう。 特に、肉や魚を解凍したときのドリップがこぼれたときには、すぐに拭き取るようにしましょう。