調味料は、よく使うからといって出しっぱなしになっていませんか?醤油・みりんなどのよく使う調味料は、ついキッチンに出しっぱなしになってしまいがちです。一般的に、調味料は常温保存ができるものと思われているようですが、実はそう簡単な話ではないのです。
調味料の正しい保存方法
醤油・みりんなどのよく使う調味料は、ついキッチンに出しっぱなしになってしまいがちです。たとえ出しっぱなしではないとしても、たいていはシンクまわりの棚にしまっているというケースが多いのではないでしょうか。 これらの調味料は常温保存ができるものと思われているのかもしれませんが、実はそう簡単な話ではありません。
いまどきの家屋では...
たしかに、昔の日本家屋では、土間や台所の隅、北側の勝手口などに置いておけば、常温でも保存することが決して不可能ではありませんでしたが、いまどきのマンションのように気密性が高く、冬でも暖房が行き届いているような室内では、常温で保存するには不向きになっているのです。
冷蔵保存したい調味料
したがって、基本的には、一度開封した醤油やみりんは、冷蔵庫の中で保存するのが無難です。長持ちするだけでなく風味も保たれるので、最後までおいしく利用することができます。 くれぐれも、高温になるガス台まわりで保存するのは避けましょう。傷んだり、風味を損ねたりする可能性大です。 他に冷蔵庫で保存したい調味料としては、酢・ソース・マヨネーズ・豆板醤・オイスターソース・マスタード・カレールウなどが挙げられます。
常温保存できる調味料
砂糖・塩・コショウ・七味唐辛子・粉山椒・カレー粉などの粉末状のものは冷蔵庫の外でも大丈夫です。棚収納よりも引き出し収納にすると、調理台まわりがすっきりするだけでなく、油汚れを防ぐこともできます。
ただし例外も
ただし、小麦粉は例外です。腐るというイメージがないので、賞味期限に無頓着になりがちですが、開封すると鮮度が落ちやすく、カビやダニが発生することもあります。必ず冷蔵保存して早めに使い切りましょう。