カビや結露を防止するには、まず除湿からです。カビや結露を防ぐためには、とにかく必要以上に室内の湿気を上げないようにすることが肝心ですが、生活している限り、水蒸気の発生は防ぎようがありません。発生してしまったらすぐに排出しましょう。
部屋の湿気を抑えてカビや結露を防止
室内の湿度は60パーセント以下に保つのが理想的だといわれています。カビや結露を防ぐためには、とにかく必要以上に室内の湿気を上げないようにすることです。 とはいえ、生活している限り、水蒸気の発生は防ぎようがないものなので、発生してしまったらすぐに排出するのがコツといえます。
炊事・洗濯
炊事や洗濯は、換気をしながら行います。換気扇を回したり、窓を開けたりして、湿気を室外に逃しましょう。換気のポイントは、家の中に風の通り道を作ってあげることです。空気の入り口と出口を作るため、向かい合った最低2か所から空気を逃がすようにしましょう。
洗濯物を干すときのコツ
洗濯物は、なるべく室内には干さないようにします。洗濯物が乾くときには、たくさんの水蒸気が発生するので、室内に干す場合は、除湿機を使うか、あるいはエアコンをドライモードにすると早く乾き、部屋に湿気がたまりません。
浴室
家の中でもっとも大量の水蒸気が発生するのが、お風呂です。入浴後は必ず換気扇を回し、浴室全体に冷たい水をかけておきましょう。温度が下がってカビの繁殖を抑えるだけでなく、石けんがアカになるのを防ぐこともできます。
あるいは、水滴がたまりやすい四隅へ酢水スプレー(穀物酢を水で2〜3倍に薄めたもの)を吹きつけておくのも有効です。バスタブの湯は、使わないときはフタをしておきましょう。
結露防止のコツ
窓やトイレのタンクの結露は、外側と内側の温度差によるものです。こればかりは予防が難しいので、見つけたらその都度すぐに拭き取るようにしましょう。冬の窓の結露防止には、新聞紙を窓全面にピタッと貼っておくと効果があります。