毎日使う包丁、無意識のうちに間違ったお手入れをしてしまっていませんか?包丁のお手入れは、使ったらすぐに洗って水気をよく拭くことが基本です。使ったらすぐ洗う習慣をつけましょう。また、間違った研ぎ方をすると逆に刃がもろくなってしまいます。正しいお手入れのしかたを覚えておきましょう。

 包丁の正しいお手入れ方法

スポンサードリンク

包丁のお手入れは、使ったらすぐに洗って水気をよく拭くことが基本です。特に、レモンや漬物など酸性のものを切ったあとはサビがつきやすくなるので、使ったらすぐ洗う習慣をつけておきましょう。

材質別の洗い方

鋼製のものは、粉末クレンザーをつけたタワシでこすり洗いをします。 ステンレス製やセラミック製のものは、傷つかないようにクリームクレンザーをつけてスポンジで洗いましょう。

火であぶるのは逆効果

ちなみに、包丁を火であぶると刃の滑りがよくなるという俗説がありますが、これは間違いです。包丁を火であぶると、刃がもろくなって逆に切れ味が悪くなってしまいます。 切れ味が悪くなってきたら、包丁を研ぐしか方法はありません。普段のお手入れなら包丁研ぎ器を使えばいいのですが、やはり半年に1度くらいは砥石を使って研ぎたいものです。 砥石の種類はいろいろですが、家庭用であれば中砥とよばれる種類のものが適しています。

正しい研ぎ方

研ぐときは次の手順で行いましょう。

  1. 砥石に水を十分含ませ、自分の体の真正面にくるように、濡れぶきんの上に縦に置いて安定させます。
  2. 包丁を砥石に対して45度の角度に置き、砥石との間に10円玉3〜4枚分の隙間をあけて、まっすぐ動かすように押し引いて研ぎます。このとき、包丁の角度は変えないようにしましょう。
  3. 刃先の上側に、かえり(ざらつき)が出るまで研ぎ、出てきたら包丁を返して反対側の刃も同様に研ぎます。

途中で水をかけない

研いでいるうちに出てくるドロッとした茶色い水は、砥石の粒子が削られて出てきたものです。洗い流すと研磨力が落ち、滑りが悪くなるので、水は途中でかけないようにしましょう。

ライフサポートの料金目安やサービス内容をもっと詳しく!
このエントリーをはてなブックマークに追加