片付けの料金
便利屋の行う片付けサービスは、家や部屋を掃除や整理し住みやすくすることをいいます。
部屋の片付けの依頼は、便利屋に多い内容です。部屋の片付けの依頼者は、忙しくて家事に手が回らない人や、片付けが苦手でついついモノを貯めこんでしまう人などです。部屋の片付け作業は、ほとんどの便利屋がサービス内容にしています。
片付けの料金概要
片付けの種類や質、そして部屋の広さなどによって価格は異なりますので、一般的に見積りを取るケースが多いようです。
また、依頼者と一緒になって片付ける家事手伝い的な依頼の場合は、時間単価となるでしょう。
こんな時に便利屋へ片付けの依頼ができます
- 部屋の片付けをする時間がない
- 家や部屋にゴミがたまっている
- 家や部屋を掃除したい
- いらない家具や電気製品がある
- 家に置いてある物をどこかへ移動したい
- クローゼットや本棚をきれいにしたい
片付けの金額目安と価格相場
特殊な道具や機具などは必要がない片付けの場合は、時間給制を取っている便利屋がほとんどです。
ただし、ゴミや不用品を処分したり部屋の修繕などが伴う場合は別途料金が加算されます。
時間給は地域によって違いますが、
2,500円〜4,000円/時間が相場のようです。
(都心部に近いほど片づけの価格は高くなります。また、深夜作業や重労働の片付けは高い料金になる傾向にあります。)
片付けの価格の具体例(見積の発生するケース)
片付けに伴う家具の廃棄があり、軽トラック2㎥満載の場合
50,000円(便利屋スタッフ1名)
(※東京の便利屋の例)
片付けサービス例
- 部屋の片付け
- 不用品の片付け
- ゴミ処分
- 部屋の掃除
- 整理整頓
- ハウスクリーニング
- 収納
片付けを便利屋に依頼する際の注意点
- 見積りを取る(できれば複数)
- 不用品やゴミの引き取りは可能か(片付けの後は必ずゴミが出ます)
- 片付けの場所を明確に伝える(事前確認、プライバシーの保護など)
- 片付けの度合いを明確に伝える(掃除程度から新築に近い状態まできれいに清掃をするまで)
- 貴重品を置いておかない(紛失・盗難防止)
- 作業時の立ち会い(要不要の判断、家財の破損防止、紛失・盗難防止、片づけ度合いの確認など)
- 作業後のチェック(家財の破損防止、紛失・盗難防止など)
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意外に多い片付けられない人
この世の中には家を片付けられない人は沢山います。
例えば、
- 子育てや仕事で片付けに時間が取れない人
- 元来、片付けがニガテな人
- 物を買いすぎる人
- 物を捨てきれない人
そんな人たちは散らかっている家に何かしらの劣等感を持っており「家に知り合いをよばない」など、半ばあきらめの境地に入ってしまっています。
しかし、家を片付けることができない人にはそれなりに理由があるわけですから、ここは専門家に依頼をするのも一つの方法です。
もちろん多少のお金は必要ですが、ずっと自分の家の汚さを気にし続けることもなくなり、自分は自分のために今必要な時間を有意義に使えるのですから。
片付いていない家は損をしている
「ちょっと位、荷物が山積みになっていても生活には支障はない」と、片付いていない自分の家に対して言い訳をする人も多くいますが、実は片付いていない家は余分なお金を使っているのです。
例えば、マンションの一室を倉庫代わりにして、子供の小さい頃のおもちゃや使わないゴルフのセットを詰め込んでいる。
確かに他の部屋はすっきりして、別段生活には困りませんが、一室を倉庫にしていると言うことは「ゴミ」(いらないもの)に対して家賃を払っているわけなのです。
マンションが4DKであったとしても3DK分しか使っていないのに4DK分の家賃を払っていることになるのです。
まあ、これは極端な例ですがリビングやキッチンの隅にいらない物を沢山置いている場合も、同様の考え方と言えます。
つまり、「片付けない」は、お金を垂れ流しにしていると言っても過言ではないのです。
片付かない理由は『人的要素』だけではない
冒頭にあげた「片付けられない人」は、その人特有の理由がありますが、人以外にも片付けられない要素があります。
それが、家の作りや間取り、あるいは収納スペースです。
例えば2階へ上がる階段が急なため、重い物はついつい1階へ置いておく。
そのために、2階はがらがら、1階はぎゅうぎゅう。そう言ったケースなど。
これらを少し改良するだけで、片付けが上手になるだけではなく、片付けやすい家、あるいは片付けなくてもよい家に改善することもできるはずです。
便利屋を有効活用する
ご存知、便利屋とはその名の通り便利な職業です。
果物屋や洗濯屋は、一般的に名乗る業のみしか行いません。
しかし、便利屋は守備範囲の広い業が売り物です。
ここを上手に生かすのが「便利屋に片付けを依頼する最大のポイント」なのです。
先ほどあげた、人の問題ではなく家そのものに問題があって片付けにくい場合、便利屋にこんな依頼の仕方ができるはずです。
「この際、クローゼットの荷物を整理してしまいたいのだけど、その際、クローゼットの下側に小物入れを作って、もっと効率よく片付くようにしたい」と。
ここでは「片付け」の仕事に加えて「大工仕事」が加わりました。
さらに、
「クローゼットの壁紙がはがれているので、荷物を整理する機会に貼り直したい」
ここでは「簡単なリフォーム」が加わりました。
これを同時にできるのは、もちろん果物屋や洗濯屋ではありません。
便利屋なのです。
多くの便利屋は「何でもできる」と銘打っているため、自分の守備範囲以外の用事を頼まれた時のために、広いブレーンを持っています。
したがって、ほぼ、どの用事でも便利屋の掛け声でこなせる仕組みを持っています。
もし、この「片付け」「大工仕事」「簡単なリフォーム」をあなたが一軒一軒探すとしたら、それは大変な労力であり、もちろん専門的な知識もありません。
この様に、いくつかの仕事をまとめてこなすことができるのが便利屋であると理解をすれば、様々な活用法ができる上に、まとめて依頼をするため、料金も安くあがることとなります。
便利屋をコンサル代わりに使う
さて、上記の更に応用編ですが、えてして片付けができない人は、片付けに対して詳しい知識がありません。
そこで、便利屋をコンサル代わりに使うのです。
例えば、「キッチン周りが片付かない」のであれば、片付けそのものの依頼をすると同時に「どうすれば片付けやすくなるか」を尋ねてみることです。
と、「このキッチンの床なら床下収納ができますよ」などと答えが返ってくるはずです。
確かに家を改造するにはそれなりの費用がかかりますが、それによって来年からは便利屋に片付けを依頼しなくて済むかもしれません。
つまり、多少の経費をかけた方がのちのちの経費削減につながることもあるのです。
相手の便利屋は様々な現場に出向いていますから、要所要所、対応策も考えられるはずです。
片付けに強い便利屋を探すには?
今まで述べた様に、片付けとはただ物を捨てるだけではありません。
また、これまで同様、いらない物がたまらない片付けやすい工夫が必要です。
そのためにはやはり経験値の高い便利屋を探さなくてはいけませんが、これはホームページを見てもタウンページを見てもまず難しい所です。
やはり、いくつかの便利屋に家を見てもらって、片付かない根本的な問題を指摘してくれる便利屋を見つけるしかないでしょう。
立会いや作業終了のチェックは必須
家の改装が伴うほどの片付けはもとより、家の中の整理整頓や、ただいらない物を処分するだけの片付けでも、必ず立会いは必要です。
物がなくなっていた、思っていたほど片付いていなかったなど、後でのクレームは互いの責任の所在があいまいになって難しいものです。
作業開始から終了までは必ず家人の誰かが立ち会うことがとても大切です。
料金の支払日はあらかじめキッチリ確認を
便利屋の支払いは簡単な片付けであれば、基本的に当日作業終了後に現金払いですが、大工仕事やリフォームなどが伴った場合、いつ、いくら支払うかを事前に確認をしておきましょう。
便利屋によってはすべて当日払いと言うところもありますし、金額によって何度かに分けて支払ってもよいところもあります。
当日、トラブルにならない様、ここもシッカリと確認をしておきましょう。