畳・じゅうたん・フローリングのダメージ補修法とは?畳やじゅうたんの家具の重みによるへこみや、フローリングの傷などは、生活していればどうしても発生してしまうものですが、あきらめる必要はありません。きれいに補修する方法があるのです。
畳・じゅうたん・フローリングの復活
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今回は、畳・じゅうたん・フローリングをダメージから復活させる方法のご紹介です。
畳のへこみ
畳の上に家具を置いておくと、そこだけへこみがついてしまうことがあります。そんなときは、へこんだ部分に霧吹きで水をかけて湿らせると、元通りになります。これは、い草には水分を加えると元の形に戻る性質があるからです。
じゅうたんのへこみ・タバコの焼け焦げ
ウールのじゅうたんに家具を置いてできたへこみは、次の手順で補修します。
- 洗濯用の柔軟剤を薄めた液を、へこみ部分にしみこませます。
- その上から、濡らしてしぼったタオルをのせ、軽くスチームアイロンをかけます。
これだけで、じゅうたんの毛足が起き上がって元通りになります。これは、蒸気を通すとふんわりするというウールの性質を利用したものです。また、タバコの火などでうっかりできてしまったじゅうたんの焼け焦げも、簡単に補修できます。
- じゅうたんと同じ色の毛糸を用意します。
- 焦げあとに接着剤を塗り、数本束ねて細かく切り刻んだ毛糸をマッチ棒の軸などで埋め込みます。
- 接着剤がよく乾いたら、ブラシで毛糸の毛先を立たせ、ハサミで切りそろえます。
- 掃除機で余分な毛くずを吸い取れば完成です。
フローリングの床の傷
フローリングの床についてしまった傷は、専用の補修剤でカバーできます。DIYショップなどで売っているクレヨン状のものが手軽です。床の色に合わせて選びましょう。 ワックスがかかっている場合は、よく落としてから塗ります。
似た色のクレヨンでもOK
なお、専用の補修剤がなくても、床と似た色のクレヨンがあれば、傷に塗り込んで余分についたクレヨンを拭き取り、上からワックスをかければ元通りになります。